2006年09月27日
■ ノニ(noni)について
ノニ(Noni:学名 Morinda Citrifolia、日本名 ヤエヤマアオキ)は、アカネ科、モリンダ属の熱帯性植物で、主に東南アジア、オーストラリア、ポリネシア、インドなど熱帯、亜熱帯地方に多く群生しています。また、もともとはインドネシアのモロッカ(現在のマルク) 諸島原産の熱帯性薬用植物ですが、今日のように医療技術が発達していない環境の中で、人々の病気を癒し、健康を支え続けているうちに、次第に南大平洋の島々に伝播していったようです。
ノニの木は5mから8mほどに及ぶ潅木です。葉は30cmほどの大きさで、濃い緑色の光沢があり、丸い枝には小さなラッパ状の白い花が次々に咲き、1年に何回も実をつける不思議な植物です。また、下の左の写真でもわかるように、ノニの種子は水に浮かぶので、海流に乗ってポリネシア地方に広がっていったものと考えられています。
投稿者 cosmo2828 : 2006年09月27日 21:00
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